現地2月28日に今年の米競馬殿堂入り候補のファイナリストが発表され、競走馬では2014年の米二冠馬カリフォルニアクロームら9頭が名を連ねた。

　資格取得1年目でノミネートされたのは、ケンタッキーダービーやドバイワールドカップなどを制して2度の米年度代表馬に選出されたカリフォルニアクローム、2016年から17年にかけてブリーダーズカップクラシックやペガサスワールドカップ、ドバイWCなどG1を4連勝したアロゲートなど4頭。

　調教師では昨年の米年度代表馬フライトラインを手掛けたJ.サドラー師が初めてファイナリストに残った。

　騎手ではG1・120勝を含む重賞341勝を挙げた日系3世のC.ナカタニ騎手が唯一のファイナリストとなった。

　ファイナリストたちは有権者の過半数の承認を獲得すれば殿堂入りが決定。最終結果は4月25日に発表される。