NEWS

ニュース

ニュース/コラム

豪州でG1勝ちのディープ産駒プロフォンドが引退、ニュージーランドで種牡馬入り

2023年03月15日 12:59

  • 友だち追加数

 2021年の豪G1スプリングチャンピオンステークスを制したディープインパクト産駒プロフォンドの引退が決まり、ニュージーランドのウィンザーパーク・スタッドで種牡馬入りすることが現地14日に発表された。

 ウィンザーパーク・スタッドの公式サイトによると、プロフォンドはマッパリー・スタッドと共同所有の形を取られる。ウィンザーパーク・スタッドのR.シック氏はプロフォンドが血統に見合う戦績を残し、見た目も極めてハンサムな種牡馬の有望株と絶賛。マッパリー・スタッドのS.デヴィソン氏も「彼は有望種牡馬に求め得る全てを持っている」と大きな期待を寄せている。

 プロフォンドは競走馬としても種牡馬としても大成功したエーピーインディと同じファミリーの出身で、3歳春の2021年9月1日にデビュー勝ち。3戦目にはスプリングチャンピオンSを勝ち、わずか6週でG1制覇を達成した。しかし、その後は4歳初戦のG1ウィンクスステークスでの3着が最高と伸び悩み、前々走のG1コックスプレート、結果的にラストランとなった今年2月25日のG3リヴァプールシティカップではともに最下位に沈んでいた。