ミシュリフの種牡馬デビューが見送りに、サウジカップやドバイシーマC制覇
2023年04月08日 12:59
芝とダートの両方で活躍を見せて引退したミシュリフが、体調不良のため今年の種付けを見送ることがオーナーサイドから発表された。米競馬メディア『bloodhorse.com』などが報じている。
メイクビリーヴ産駒の6歳馬ミシュリフは、3歳時にG1仏ダービーを制覇。4歳となった2021年はダートのサウジカップ、芝のドバイシーマクラシックを連勝したほか、夏にはG1英インターナショナルステークスも制した。
その後は8戦して未勝利に終わり、昨秋の米G1ブリーダーズカップターフ4着を最後に通算21戦7勝で引退。種牡馬入りしていた。
オーナーサイドは「馬にとって最善を尽くすため、ミシュリフの今年の種牡馬デビューは見送る。回復に進展はあったが、医療チームは今年の種付けはすべて中止すべきと助言してくれた」とツイートしている。