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チェアマンズSPに参戦のフレーミングリブ、パーマー師はコース適性に自信

2023年04月26日 12:00

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 G1チェアマンズスプリントプライズ(30日)に参戦する英国のフレーミングリブについて、香港ジョッキークラブが現地25日にヨークシャー出身のN.モーリス氏による寄稿をリリース。H.パーマー調教師の意気込みを伝えている。

 M.オーウェン氏(元英国サッカー代表)の招へいを受け、昨年3月にニューマーケットからチェシャーに拠点を移してマナーハウスステーブルを率いているパーマー師にとって、管理馬を香港へ送るのは初のことになる。

 2022年のフレーミングリブは英国内のレースのみで海外遠征をしていないが、今季はすでにカタールとドバイでレースを経験済み。ドーハ(カタール)では勝ったものの、ドバイのG1アルクオーツスプリントでは馬場の影響を受けて着外に終わった。

「ドバイではちょっと残念だったね」と当時を振り返るパーマー師。「通常なら数字の大きな枠順は使い込まれていないスタンド側で、より速くて有利なのだが、オイシン・マーフィーが泥だらけで帰ってきたことが物語るとおり、あの夜は遠い側(内ラチ側)向きだった。要するに、彼は好ましい枠順になったにもかかわらず、それが最良のサイドではなかったということさ」と、枠順が裏目に出たことを敗因に挙げる。

 その一方で「ドーハ(の馬場)は非常に速かった。彼はそのような馬場を好むし、カタールでコーナーを体験して、それまでよりも良いパフォーマンスとも私は感じている」とドーハでの内容には好感触。「だから、シャティンの速い馬場ならドーハのようにもっと良い走りができるのではないかと思ってね」と香港遠征の根拠を明かした。

 パーマー師は2022年の英国内での戦いについても馬場状態や枠順の影響があったことに言及しつつ、「ラッキースワイネスやウェリントンはいい馬で、地元のチャンピオンと対するのはタフだけど、フレーミングリブはコーナーを回るのが得意だし、それなりの枠順を祈るとするよ」「チェアマンズスプリントプライズがシーズン初戦なら馬には負担だけど、我々はすでに2戦したし、その点ではいいね」と前向きに語っている。