アップトゥザマークが芝で素質開花、米G1ターフクラシックSで重賞初制覇
2023年05月07日 14:14
米チャーチルダウンズ競馬場で現地6日にG1ターフクラシックステークス(4歳以上、芝9ハロン)が行われ、1番人気のアップトゥザマークが6番手追走から最終コーナーで大外を手応え良く進出すると、直線半ばから先頭に立って楽々とフィニッシュした。
3馬身3/4差の2着に7番手追走の3番人気ホンコンハリー、さらに1馬身1/4差の3着争いを8番手追走の4番人気スプーキーチャンネルが制し、上位は後方追走の3頭で決着。連覇を狙った2番人気のサンティンは2番手追走から直線入口で先頭をうかがうも5着に終わった。
アップトゥザマークはT.プレッチャー調教師が管理するノットディスタイム(父ジャイアンツコーズウェイ)産駒の4歳牡馬で今回が重賞初制覇。昨年7月にダート6ハロンでデビュー勝ちするも、その後に4連敗すると今年1月に芝8ハロンの条件戦を圧勝して路線転換した。2連勝で迎えた前走のG1メーカーズマークマイルステークスで重賞に初挑戦し、当時は昨年の米芝王者モダンゲームズにクビ差の3着と善戦していた。