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キャステが豪牝馬G2クイーンオブザサウスSを快勝、日本から移籍のスパークルは2番人気も惨敗

2023年05月10日 12:25

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 豪モーフェットヴィル競馬場で現地6日に行われた牝馬G2クイーンオブザサウスステークス(3歳以上、芝1600m)は、3番人気のキャステが隣り合うゲートの1番人気フォクシーフリダを徹底マークし、直線で一騎打ちに持ち込むと0.5馬身差で制した。

 2番枠のキャステは中団につけた3番枠のフォクシーフリダをピタリと追走し、相手任せのコース取りで労せず馬群の中を進出。直線ではフォクシーフリダの内に切り込んで鮮やかに差し切った。4馬身離れた3着に5番人気のワルツオンバイが逃げ粘っている。

 なお、このレースには日本の中内田充正厩舎で3勝を挙げ、昨年3月のレースを最後にD.オブライエン厩舎に移籍したエピファネイア産駒のスパークルも出走。ハンデ戦を2連勝して2番人気に推されたものの、2番手追走から10着に沈んだ。

 キャステはB&JD.ヘイズ調教師が管理するサープランスアロット(父タマユズ)産駒の3歳馬で重賞初制覇。昨年10月にデビュー勝ち後は2連敗するも、4カ月の休養を挟んで今年3月末から条件戦、リステッド、そして今回と3連勝としている。