現地6日の米G1ケンタッキーダービーで人気薄ながら2着と好走したトゥーフィルズが、クラシック第2戦にあたる20日のG1プリークネスステークスを回避することが分かった。

　これは同馬のオーナーサイドが示した意向を米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。L.リヴェリ厩舎のハードスパン産駒トゥーフィルズは今年1月のルコントステークスから始動して3戦目のG3ジェフルビーステークスを勝ち、KYダービーが4戦目だった。

　陣営の関係者によると、トゥーフィルズは6月10日のクラシック最終戦となるG1ベルモントステークスにも出ないもよう。今後はG3オハイオダービーかG3マットウィンステークスまで待機する見込みで、その後は「トラヴァーズステークス、ジムダンディステークス、ハスケルステークスなどが候補となる。夢はブリーダーズカップ出走だ。恐らくはダートマイルになるだろうが、事情が許せばクラシックかも」と青写真を描いている。