今年初戦だった4月の米G1メーカーズマークマイルステークスで2着に敗れたマイル戦線の強豪モダンゲームズが、現地20日の英G1ロッキンジステークスで名誉挽回を狙っている。

　C.アップルビー厩舎所属の4歳馬モダンゲームズだが、これまでのG1実績は昨秋のブリーダーズカップマイルなど北米で3勝、さらに仏2000ギニー制覇と英国外に偏っており、地元でのG1制覇はまだ果たしていない。

　ロッキンジSは13頭立ての予定で、最大のライバルとなりそうなのは昨秋の英G1サンチャリオットステークス2着馬で前走のリステッドを楽勝したローレル。他には中距離の英チャンピオンステークス3着からマイル路線に戻ってくるマイプロスペロ、前走の英G2ベット365マイルを快勝したムタサーベク、昨秋の英G1クイーンエリザベス2世ステークスでモダンゲームズ（2着）と僅差の3着だったジャドゥーミなどが名を連ねている。