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​サクソンウォリアー全弟のディープ産駒ドラムロールが重賞初制覇、愛ダービー挑戦も

2023年05月29日 13:20

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 現地28日、愛カラ競馬場でG3ガリニュールステークス(3歳、芝10ハロン)が行われ、サクソンウォリアーの全弟にあたるディープインパクト産駒ドラムロールが2位入線からの繰り上がりながらも重賞初制覇を果たした。

 3番手でレースを進めたドラムロールは、2番手から先に抜け出したテウタテスに直線で並びかけに行ったが届かず、短アタマ差でゴール。しかし直線でテウタテスが何度もドラムロールに馬体をぶつけて進路を妨害したと裁定され、両馬の着順が入れ替わった。

 ドラムロールは英2000ギニーを制したサクソンウォリアーの全弟で、ディープインパクト産駒の最終世代。デビュー2戦目だった前走のリステッドでは後にG1愛2000ギニーを勝つパディントンの2着に敗れたが、マイルから10ハロンに距離が伸びたここで重賞初制覇となった。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、A.オブライエン調教師は「マイルから10ハロンに距離が伸びたのはよかったようだ」とコメント。次走については「愛ダービーの可能性はある」と語り、まだ幼さが残ると認めつつもG1挑戦を示唆した。