現地29日、米サンタアニタパーク競馬場でG1ゲイムリーステークス（3歳以上牝馬、芝9ハロン）が行われ、日本で活躍したハットトリックの産駒マカダミアが米G1初制覇を果たした。

　マカダミアは後方2番手に待機し、向こう正面で外から徐々に進出。4コーナーから早めに先頭に立った1番人気のクイーンゴッデスを直線半ばであっさりとかわしてゴールに飛び込んだ。

　クイーンゴッデスは勝ち馬から1馬身後方の2着争いでも追い込んできたクアトロエルに差され、さらにハナ差の3着に終わった。

　サンデーサイレンス産駒でG1マイルチャンピオンシップなどを制したハットトリックを父に持つマカダミアはブラジル生まれ。母国でG1を2勝してアメリカへ移籍し、今年4月のG3ウィルシャーステークスで米重賞での初勝利を挙げると、今回も連勝して米G1制覇を達成した。