英オークス制覇のデットーリ騎手、アレストで臨む最後の英ダービーも「誰よりチャンスある」
2023年06月03日 12:41
今年限りでの引退を表明しているL.デットーリ騎手が、現地2日のG1英オークスをソウルシスターで制覇。喜びを爆発させた。
2021年にディープインパクト産駒のスノーフォールで制して以来、通算7回目の英オークス制覇となったデットーリ騎手は「オークス7勝というのはとても大きな意味を持つ。最後の年にクラシック2勝(シャルディーンで制した英2000ギニーを含む)なんて信じられない」とコメント。
デットーリ騎手はこの直前にG1コロネーションカップもエミリーアップジョンで制しており、「今日は2頭の素晴らしい牝馬に騎乗したんだ。今はただその余韻に浸っていたいね」とご満悦だった。
そのデットーリ騎手は翌日の英ダービーでも有力馬の1頭であるアレストに騎乗予定。「最後の年にダービーで乗るのは難しいし、ましてや勝機がある馬なんて無理だと思っていた。今の状況には自分でも驚いているし、ワクワクしている」とコメント。
前哨戦の英G3チェスターヴァーズを6馬身半差で圧勝したアレストについては「距離も問題ないだろう」と語り、今年のダービーは大混戦になるとの見方を示しつつも「この馬を手放したくはない。誰よりもチャンスがあるだろうから」と相棒に信頼を寄せていた。