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仏ダービーで2着に敗れたビッグロックのヘッド師、勝者に最大級の賛辞

2023年06月07日 11:50

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 英競馬メディア『attheraces.com』などが現地6日に報じたところによると、仏1000ギニーを快勝したブルーローズセンはレース後の状態も良好で、予定通り仏オークスで二冠制覇に挑むことが明らかになった。

 同馬を管理するC.ヘッド調教師は「彼女は本当に素晴らしい牝馬で、2歳時から非常に良かったけど、今なら仏ギニーもオークスも勝てそうな感じがする」と順調な様子を伝える一方で「私は彼女の限界を知らないから(オークス後に)シーズン後半のプログラムを考えるつもりなんだ」「彼女は状態が安定している感じだし、そうであれば満足だよ」と、まずはオークスを試金石と見ている。

 また、仏ダービーで1番人気に推されるも、エースインパクトの豪脚に屈したビッグロックについては「長い道のりだったから十分だよ」「彼はたくさんのレースを勝っていたし、仏ダービーでは強い馬たちに先着した。戦法(逃げ)の面でも真っ向勝負だったしね」と、今年はダービー前に5戦(4勝)していた管理馬を労った。

 ジョッキーの騎乗も完ぺきだったというヘッド師は「我々を負かしたあの馬がいなければ、仏ダービーを4馬身差で勝って皆を驚かせたかもしれない」「私が勝ち馬を目にした時ははるか後方だった。抜けた(能力の)馬だと思うべきだろうし、またと出くわすこともないような馬だよ」とエースインパクトに最大級の賛辞を送っている。

 今後のビッグロックについてはオーナーと相談と断りつつ、英国を含め2000mのレースを選択していく可能性が高いとコメントした。