現地10日、米ベルモントパーク競馬場でG1オグデンフィップスステークス（4歳以上牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、昨年の勝ち馬クレリエールが連覇を達成した。

　6頭立ての最後方に控えたクレリエールは最終コーナーから追い出し、直線では先行勢の外に持ち出してスパート。先に抜け出していたサーチリザルツをゴール前で差し切り、半馬身差の勝利を収めた。

　前走のG1ラトロワンヌステークスの勝ち馬プレイドハードがさらに2馬身半差の3着。昨年のケンタッキーオークス馬シークレットオースは5着に沈んだ。

　S.アスムッセン厩舎のクレリエールはカーリン産駒の5歳馬。3歳時にコティリオンステークス、4歳時にオグデンフィップスS、そして5歳となった今年は前走のアップルブロッサムハンデキャップにこのレースと、4度目のG1制覇を果たした。