現地20日、英アスコット競馬場でロイヤルアスコット開催の2歳G2コヴェントリーステークス（芝6ハロン）が20頭により争われ、内側8頭の集団で2番手を追走した1番人気のリバータイバーが、残り1ハロンから抜け出して7番人気アーミーエートスの猛追をクビ差振り切った。

　コースの内側が有利な馬場状態でリバータイバーは6番枠から直進。12番枠から外側の集団の2番手につけたアーミーエートスが馬場を横切るようにして追い上げるも及ばなかった。さらに3/4馬身差の3着には14番枠から2着馬と並走の6番人気ブカネロフェルテが続いた。

　リバータイバーはA.オブライエン調教師が管理するウートンバセット（父イフラージ）産駒の牡馬で、4月22日のデビュー戦から無傷の3連勝で重賞初制覇とした。なお、現役時代に仏2歳G1ジャンリュックラガルデール賞勝ちのウートンバセット産駒はロイヤルアスコット開催で初勝利。3着のブカネロフェルテも同産駒という結果になった。