愛1000ギニーとコロネーションステークスを連勝した3歳マイル女王のタヒーラが放牧に出され、秋まで休養することになった。アガ・カーンスタッドが公式ツイッターで現地27日に発表した。

　公式ツイッターによると、タヒーラは26日にギルタウンスタッドに到着済み。馬体に故障などがあった訳ではなく、リフレッシュを図って秋には復帰させることを示唆している。今季のタヒーラは始動戦の英1000ギニーでモージに惜敗したものの、次戦の愛1000ギニーとコロネーションSを連勝し、通算成績を5戦4勝（G1レース3勝）とした。

　なお、モージは気道の感染症で当面の休養が発表されており、フランスの二冠牝馬ブルーローズセンも次走のナッソーステークス（芝10ハロン）後にさらなる距離延長を視野に入れるなど、今夏の牝馬マイル戦線は3カ国の1000ギニー馬が不在の中で行われることが決定的となった。