欧州の3歳マイル戦線でG1を2連勝中のパディントンが、現地8日のG1エクリプスステークス（芝10ハロン）で初の中距離戦、初の古馬との対戦に臨む可能性が浮上していることが分かった。

　これは英競馬メディア『At The Races』が報じたもの。A.オブライエン厩舎のパディントンはシユーニ産駒で、今年は2連勝後に5月末の愛2000ギニーを制覇。さらに6月20日には英G1セントジェームズパレスステークスで英2000ギニー馬シャルディーンに快勝した。

　エクリプスS出走となれば中2週足らずの強行軍となり、オブライエン調教師は「調子は良さそうだが、週末に話し合って来週までにはプランを決めたい」と参戦は明言せず。それでも「その気になれば10ハロンも走れそうな馬だ」と距離延長には自信を見せている。

　なおブックメーカー『ベットフェア』は、エクリプスSの前売りでパディントンを3倍に設定。これは2.38倍で1番人気のエミリーアップジョンに続く2番人気にあたる。