ホワイトアバリオ、米G1ホイットニーSを圧勝で復活の狼煙
2023年08月06日 14:43
米G1ホイットニーステークス(4歳以上、ダート9ハロン)が現地5日にサラトガ競馬場で行われ、4番人気のホワイトアバリオが2番手追走から第3コーナーで先頭に並ぶと、迎えた直線では6馬身1/4差を開いて圧勝した。
逃げ馬の背後で内ラチ沿いを追走した2番人気のゼンダンが2着に続き、1番人気のコディーズウィッシュは中間点の最後方からさらに3馬身3/4差の3着に敗れた。
R.ダトローJr.調教師が管理するレースデー(父タピット)産駒のホワイトアバリオは、昨年4月のフロリダダービー以来となるG1レース2勝目。次戦のケンタッキーダービーで大敗してから低迷し、今年3月に条件戦で久々の勝利を飾るも、5月には転厩騒動に巻き込まれるなど紆余曲折を経ての復活となった。
ニューヨーク州競馬協会(NYRA)の公式サイトは、転厩後のホワイトアバリオの進境を喜ぶとともに、今後はブリーダーズカップクラシックと同ダートマイルの双方を視野に予定を組むとするダトローJr.師のコメントを紹介している。