現地6日、独デュッセルドルフ競馬場でG1独オークス（3歳牝馬、芝2200m）が行われ、マスコーカが競り勝った。

　縦長となった馬群の前から5番手と絶好位を確保したマスコーカは、4番手に上がって直線に入ると残り400メートル付近からスパート。逃げ粘るカッサーダをゴール寸前で差し切ってクビ差の勝利をもぎ取った。

　H.グレーヴェ厩舎のマスコーカはシーザムーン産駒。前走の独G3シュトゥーテンマイレからの連勝でクラシック制覇となった。なおパントレセレブル産駒の母は不出走だったが、その半弟には仏二冠馬ブラムト（父ラジサマン）がいる。