カサクリード、米G1フォースターデイヴHを連覇
2023年08月13日 14:35
現地12日、米サラトガ競馬場で7頭により争われたG1フォースターデイヴハンデキャップ(3歳以上、芝8ハロン)は、4番手追走の2番人気カサクリードが直前から先に抜け出した1番人気アナポリスをゴール前で差し切った(3/4馬身差)。
先頭から3馬身ほどの位置で半マイル地点を通過したカサクリードは、1馬身前方のアナポリスが第3コーナーから進出を開始すると追随。直線入口で突き放されるもしぶとく巻き返し、最後の数完歩で逆転した。さらに1/2馬身差の3着には4番人気のアイスショコラが最後方から追い込んだ。
W.モット調教師が管理するカサクリードは、フォースターデイヴHの連覇を達成して4度目のG1制覇(重賞は6勝目)。このレースには4年連続での出走となり、2020年と2021年はそれぞれ3着だった。昨年の1351ターフスプリントではソングラインと叩き合ってクビ差の2着という実績もある。
ニューヨーク州競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、カサクリードは過去3回挑戦したブリーダーズカップでいずれも着外(2020年と2021年はマイル、2022年はターフスプリント)に敗れているが、サンタアニタパーク競馬場での開催となる今年はターフスプリントが5ハロンになるため、モット師はブリーダーズカップに参戦する場合はマイルの可能性を示唆している。