現地12日、英ヘイドック競馬場でG3ローズオブランカスターステークス（芝10.5ハロン）が行われ、J.クローリー騎乗のアルアージーが1番人気に応えた。

　7頭立ての後方2番手に控えたアルアージーは道中で最後方まで下がったが、クローリー騎手は慌てずじっくり待機。直線に入って他馬が先に追い出しても仕掛けず残り1.5ハロンから満を持して追い出すと、ゴール寸前でエルドラマをクビ差できっちり差し切った。

　W.ハガス厩舎のアルアージーはシーザスターズ産駒の6歳セン馬。一昨年6月の英G1コロネーションカップで僅差2着があり、今年は7月からリステッドを2戦して1勝。今回は久々に重賞へ顔を出して健在をアピールした。