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ボリショイバレエ、米G1ソードダンサーSで2年1カ月ぶりの復活勝利

2023年08月27日 14:59

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 米G1ソードダンサーステークス(4歳以上、芝12ハロン)が現地26日にサラトガ競馬場で行われ、アイルランドから遠征した5番人気のボリショイバレエが3番手追走から2周目の第3コーナーで先頭に並び掛けると、迎えた直線では4馬身1/2差を開いて圧勝した。

 逃げ馬の背後につけたボリショイバレエは、2番手から2周目の向正面で先頭に立った1番人気のストーンエイジに第3コーナーで並ぶと、ねじ伏せるようにして直線入口から突き抜け完勝。2番人気ソルジャーライジングが最後方の6番手から追い込み2年連続の2着を確保した。

 さらに5馬身1/2差の3着に3番人気のパイオニアリングスピリットが5番手から続き、ストーンエイジはかつて僚友だった勝ち馬に11馬身1/2差をつけられて5着に沈んだ。

 A.オブライエン調教師が管理するガリレオ産駒のボリショイバレエは、2021年のベルモントダービー以来となる2度目のG1制覇(重賞4勝目)。昨年は故障などもあって1戦しかできず、白星を挙げたのもベルモントダービーから2年1カ月ぶりとなった。

 この勝利によりボリショイバレエはブリーダーズカップターフの優先出走権を獲得。ニューヨーク州競馬協会の公式サイトによると、同年にソードダンサーSとBCターフを制した馬は1987年のシアトリカルから4頭おり、オブライエン師の代理で臨場した遠征担当者もBCターフ参戦を示唆している。