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ガナイトが米G1フォアゴーSを逃げ切り、エリートパワーは9連勝ならず

2023年08月27日 15:03

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 現地26日、米サラトガ競馬場でG1フォアゴーステークス(4歳以上、ダート7ハロン)が5頭により争われ、2番人気のガナイトが1番人気エリートパワーの追撃を封じて鮮やかに逃げ切った。

 レースはガナイトが単勝2.30倍、エリートパワーが同1.75倍で他の3頭を離す2強対決の構図。そろった発馬からガナイトがじわりとハナに立ってマイペースに持ち込むと、背後の3番手でマークするエリートパワーと直線で一騎打ちに。内をすくって1馬身から半馬身に詰め寄るエリートパワーに対し、ガナイトは直線半ばから突き放して1馬身3/4差をつけた。エリートパワーから4馬身離れた3着には4番人気のハイオークが入線している。

 ガナイトはS.アスムッセン調教師が管理するガンランナー産駒の4歳牡馬で、2歳時のホープフルステークス以来となる2度目のG1制覇で重賞3勝目。前走のアルフレッドG.ヴァンダービルトハンデキャップではエリートパワーより2ポンド(約1kg)軽い斤量でアタマ差の惜敗を喫したが、この日は6ポンド(約2.7kg)差に広がって雪辱を果たした。

 ニューヨーク州競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、アスムッセン師はガナイトにさらにレースをさせてからブリーダーズカップスプリントへ向かうとコメント。一方、連勝が8でストップしたエリートパワーのW.モット調教師は直行する方針を示している。