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タヒーラが愛G1メイトロンSを完勝、今後は米BC遠征の可能性も

2023年09月10日 14:19

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 愛レパーズタウン競馬場で現地9日にG1メイトロンステークス(3歳以上牝馬、芝8ハロン)が行われ、1番人気のタヒーラが道中5番手から直線でスムーズに加速すると、追いすがるローグミレニアム(5番人気タイ)に1馬身1/4差をつけて完勝した。

 4番枠のタヒーラは五分の発馬からすぐに外へ切り替え、先行勢を射程圏に入れながら馬群の中を追走。最終コーナーからスムーズに加速すると直線半ばで先頭に立ち、危なげなく勝利を手にした。

 タヒーラを背後でマークしたローグミレニアムが、2番手から粘り込む2番人気ジャストビューティフルをゴール前で捕らえ(1/2馬身差)、3番人気のメディテイトは後方からさらに1馬身3/4差の4着に終わった。

 タヒーラは5月の愛1000ギニーから前走のコロネーションステークス、そして古馬との初対戦となった今回で3連勝。2歳時のモイグレアスタッドステークスと合わせて4度目のG1制覇とした。

 D.ウェルド調教師は地元メディアの『irishracing.com』などに対し、ブリーダーズカップ遠征の可能性があることを示唆。来年も現役続行するか否かを含めて決断するとコメントしている。