現地9日、豪ムーニーバレー競馬場で7頭により争われたG2マクエウェンステークス（3歳以上、芝1000m）は、後方2番手からレースを進めた2番人気のインペラトリスが、最後方から先に仕掛けた1番人気ギガキックをまくり返して快勝した。

　2.5馬身差の2着に5番手追走のロスファイアが続き、ギガキックはゴール前で脚が上がりさらに0.1馬身差の3着に敗れた。

　インペラトリスはニュージーランドのM.ウォーカー調教師が管理するアイアムインヴィンシブル産駒の5歳牝馬で通算11度目の重賞勝ち。3月には当地のG1ウィリアムリードステークス（1200m）も制しており、今回は従来のタイムを0秒16更新する56秒68のトラックレコードをマークと相性の良さを発揮した。