独ダービー馬ファンタスティックムーンは凱旋門賞を回避、BCかジャパンC参戦へ
2023年09月22日 13:52
仏G1凱旋門賞の前哨戦にあたるG2ニエル賞を制した独ダービー馬ファンタスティックムーンが凱旋門賞には出ず、米ブリーダーズカップ開催かジャパンカップを目指すことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
ファンタスティックムーンは独ダービー制覇後に独G1ダルマイヤー大賞で2着。今月10日のニエル賞では仏G1パリ大賞の勝ち馬フィードザフレームを2馬身半差で下した。
ただし凱旋門賞への出走には追加登録が必要で、陣営は熟考の末に凱旋門賞には出ないことを決定。「少し休養を与えるというのが私たちの決断」「たぶんロサンゼルス(ブリーダーズカップ)か東京(ジャパンカップ)に行くことになる」と共同オーナーのひとりが明らかにした。
また陣営はファンタスティックムーンは良馬場向きの馬であることを挙げ、アメリカや日本では良馬場が期待できるが、凱旋門賞が行われるフランスではどうなるか分からないことなどにも言及している。