＜凱旋門賞＞◇1日＝パリロンシャン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡牝◇出走15頭◇1着賞金4億4300万円

　日本生まれのハーツクライ産駒コンティニュアス（牡3、A・オブライエン）は直線で内からしぶとく伸びて5着に食い込んだ。英セントレジャー制覇から中1週の厳しいローテーション。追加登録料を払って参戦し、敗れはしたものの、確かな実力を見せつけた。

　管理するエイダン・オブライエン師は「私たちはコンティニュアスのレース内容に本当に満足しています。最後の直線はベストを尽くしてくれました。良馬場をエンジョイしていました」とレースぶりに納得の様子。また、今後についても言及し「オーナーと今後を確認してからになりますが、彼はジャパンCへ行く可能性があります。香港（国際競走）や（来年の）ドバイにも向かう可能性があります。彼は遠征を得意にしています。4歳になれば、さらに進化すると思います」と、11月26日に行われるジャパンC（G1、芝2400メートル、東京）へ参戦する可能性があることを示唆した。

　同厩舎の同じ3歳馬で英愛ダービー、愛チャンピオンSを制したディープインパクト産駒オーギュストロダンは米国のBCターフに向かう予定。ハーツクライ産駒で、英国クラシック制覇を果たし、凱旋門賞で5着に好走したコンティニュアスが来日すれば、大きな話題となりそうだ。

出典：日刊スポーツ