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米G1ファーストレディS、ジーナロマンティカが連覇狙った僚友インイタリアンを差し切り

2023年10月08日 14:40

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 現地7日に米キーンランド競馬場で牝馬G1ファーストレディステークス(3歳以上、芝8ハロン)が行われ、最終コーナーを5番手で回った3番人気のジーナロマンティカが、逃げ切り態勢の1番人気インイタリアンをゴール前で差し切った(アタマ差)。

 昨年もこのレースを逃げ切ったインイタリアンが主導権を握り、ジーナロマンティカは4馬身ほど後方の6番手で中間点を通過。内ラチ沿いから最終コーナーでは外に持ち出されてスパートし、連覇寸前の僚馬インイタリアンを余力十分に差し切った。

 さらに3馬身3/4差の3着には中団から5番人気のエヴィジェッツが続き、2番人気のホワイトビームは好位から伸び切れず4着に終わった。

 ジーナロマンティカはイントゥミスチーフ産駒の4歳馬で、インイタリアンともどもC.ブラウン調教師が管理。重賞は昨年10月のクイーンエリザベス2世チャレンジカップ以来、1年ぶりの2勝目とした。

 なお、上位2頭の今後については明かされていないが、昨年のインイタリアンはファーストレディS勝ちから次戦でブリーダーズカップフィリー&メアターフに臨み、2着という成績を残している。