現地13日、英ニューマーケット競馬場でG3コーンウォリスステークス（2歳、芝5ハロン）が行われ、W.ビュイック騎乗のインクイジティヴリーが勝利した。

　ハナを切ったインクイジティヴリーは大きくリードしたまま終盤を迎え、2番手に上がってきたロザリオに1馬身半差をつけてゴールした。

　K.デフォワ厩舎のインクイジティヴリーはノーネイネヴァー系テンソヴリンズ産駒。2戦未勝利後に転厩してからは2連勝での重賞初制覇とした。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、陣営は11月3日の米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントへの参戦を検討するという。

　現役時代にジュライカップなど英短距離G1を2勝した新種牡馬テンソヴリンズにとっても産駒の重賞初勝利。マインドゲームズ産駒の母の半妹には英G2テンプルステークス勝ちのプライスレスがいる。