現地4日の米G1ブリーダーズカップターフを制したディープインパクト産駒オーギュストロダンが、すでに報じられていた今年限りでの現役引退を撤回する可能性が浮上してきた。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　オーギュストロダンを管理するA.オブライエン調教師は同馬が名種牡馬サンデーサイレンスの血を引く父ディープインパクトと、ガリレオ産駒でも屈指の名牝であるロードデンドロンを母に持つ血統から「彼の血統は日本と欧州の最高の血が結びついている」とコメント。

　また同馬を所有するクールモアグループのJ.マグニア氏は「彼はアメリカでも欧州でも種牡馬入りできるかもしれない」としつつ、「来年も現役を続ける可能性は間違いなく高い」「（ダートの）BCクラシック制覇などはどれほど愉快だろうか」と語った。