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​イレジンは展開と馬場が鍵、「追い込み型で重馬場に強いタイプ」と陣営

2023年11月24日 10:30

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 26日のG1ジャパンカップに参戦するフランス馬イレジンが23日、東京競馬場で調整を行った。

 イレジンは国際厩舎内追馬場にて調教助手が騎乗し、帯同馬の後ろを追走する形でダク左回りで3周、キャンター左回りで2周、 ダートコースにてキャンター左回りで1周を消化した。

 J.ゴーヴァン調教師は「長時間の輸送となりましたが、帯同馬のマルカンがいることで落ち着いた状態で輸送を行うことができました。輸送と新しい環境へのストレスによって、月曜日に筋炎を発症しましたが、これに対していろいろと対処してきており、今は全く心配していません」とコメント。

 さらに「暑い中、高速決着となったフォワ賞では良いレースができましたし、次走のコンセイユドパリ賞の前では、調整を軽くしてみると良い結果が出ましたので、ジャパンカップの前では、フォワ賞とコンセイユドパリ賞の間に行ったような調教を行えば良いと考えています。水曜日、木曜日とダートコースに出て運動をしていますが、日に日に状態は良くなり、今は出国前と同様の良い出来だと思います」と続けた。

 レース展望については「2400メートルが理想的だと思いますが、ガネー賞の2100メートルでもロワイヤルオーク賞の3100メートルでもG1を制していますので、色々な距離に対応できます。最後に追い込むタイプの馬ですし、重馬場に強い馬ですので、ジャパンカップはレース展開と馬場状態が重要になると思います」と語っていた。

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