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【香港スプリント】ラッキースワイネスが完勝で昨年の雪辱、日本勢はジャスパークローネが7着

2023年12月10日 17:45

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 シャティン競馬場で現地10日に行われたG1香港スプリント(3歳以上、芝1200m)は、1番人気のラッキースワイネスが4番手キープから直線で余力十分に抜け出し、背後から差し込む9番人気のラッキーウィズユーに3/4馬身差をつけて完勝した。勝ち時計は1分9秒25(GOOD)。

 さらに1馬身差の3着に連覇を狙ったウェリントンが続き、日本のジャスパークローネ(6番人気)は果敢に逃げるスタイルを貫くも勝ち馬から4馬身1/4差の7着、マッドクールはさらに1/4差の8着に終わった。

 ビクターザウィナーが抜群の発馬を決めるも、外からジャスパークローネが制してハナを切り、差なくビクターザウィナーとハイフィールドプリンセス、さらにジャスパークローネから2馬身少々の4番手にラッキースワイネスが収まって中間点を通過する。その外にマッドクール、背後の内から外へイソップスフェイブルズとラッキーウィズユー、さらにウェリントンが並ぶようにマークした。

 手応え良く直線に向いたラッキースワイネスはジャスパークローネとビクターザウィナーの間を狙うも、進路が狭くなり残り300m地点でZ.パートン騎手が手綱を抑える場面。昨年の悪夢がよみがえりかけたが、ビクターザウィナーの外に切り替えて再び加速し、残り100mから抜け出してゴール前では手綱を控える余裕があった。

 ラッキースワイネスの背後でコースロスを防いだラッキーウィズユーが2着に突っ込み、ウェリントンは大外から追い込むも3着まで。ジャスパークローネは残り300m地点でビクターザウィナーに捕まって後退し、マッドクールはラッキーウィズユーの外を回って直線に先んじるも伸びを欠いた。

 K.マン調教師が管理するラッキースワイネスは通算4度目のG1制覇。昨年の香港スプリントでは馬群に包まれて6着に敗れていた。

※人気は日本発売分