豪G1を7勝しているアリゲーターブラッドが、今季限りで引退する可能性があることが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

　アリゲーターブラッドはG.ウォーターハウス＆A.ボット厩舎に所属するオールトゥーハード産駒の7歳セン馬。今季は9月のG1アンダーウッドステークスと10月のG1マイトアンドパワーを連勝し、続くG1コックスプレートとG1カンタラステークスは共に3着だった。

　オーナーのJ.シンプソン氏は「彼はすでに多くのことを成し遂げた。引退したいと言ったとしても、私たちは何も心配しない」とコメント。秋シーズンに向けての調整は順調で「おそらく（来年2月のG1）フューチュリティーステークスと（同3月の）オールスターマイルに出るだろう。あともう一戦して、来春に戻ってくるかどうか確認するつもり」だという。