現地26日、ニュージーランドのプケコヘパーク競馬場で3歳G2オークランドギニー（芝1400m）が行われ、サトノアラジン産駒のトウキョウタイクーンが単勝3.50倍の1番人気に推されるも、後方追走のまま精彩を欠き最下位の11着に沈んだ。

　8番人気の伏兵ペンドラゴンが背後の内ラチ沿いから追撃する2番人気クインテッサを0.2馬身抑え込んで逃げ切り、さらに2.5馬身差の3着には中団から大外に持ち出された5番人気のルベロンが入線。トウキョウタイクーンは直線半ばで鞍上が追う手を止め、勝ち馬から11.8馬身差でのゴールとなった。

　ペンドラゴンはM.モロニー＆P.ジェラード調教師が管理するユーエスネイビーフラッグ産駒のセン馬で、11月29日の初勝利から3連勝で通算6戦3勝とした。また、今回の重賞初制覇により、父にとっても種牡馬として初の重賞タイトルとなった。