約5カ月ぶりの復帰戦で3着だったザフォクシーズだが陣営は手ごたえを得たようで、次走は現地2月24日のサウジG2ネオムターフカップへと向かうことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　A.ボールディング厩舎のザフォクシーズはチャーチル産駒の4歳馬。英ダービー前哨戦の英G2ダンテステークスなど重賞2勝を挙げ、英ダービー5着、米G1ベルモントダービー2着などの実績がある。

　昨年8月のG1英インターナショナルステークス4着以来だった1月25日のオールウェザー11ハロン戦では勝ち馬から2馬身差の3着。オーナーサイドは久々の実戦だったこと、適距離から1ハロン長かったことを承知の上でのひと叩きだったとし、「（サウジ遠征の）タイミングとほぼ連動した唯一のレースだった。ベストを下回るだろうと予想はしていた」と語り、「これでターゲットであるサウジアラビアのレースに照準を当ててくれることを願う。10ハロンの距離、速い馬場、そして力強いペースは彼にとって理想的なはずだ」と続けた。

　なおネオムターフカップには、日本から昨年の日本ダービー3着馬ハーツコンチェルト、ジャパンカップ8着のスタッドリーらが参戦を予定している。