現地4日、香港シャティン競馬場で4歳クラシック初戦の香港クラシックマイル（芝1600m）が行われ、H.ボウマン騎乗のヘリオスエクスプレスが1番人気に応えた。

　3番手で先行したヘリオスエクスプレスは直線に入ってスパート。2番手から抜け出して粘る2番人気のヘレンフィーリングを残り150メートル付近でかわし、最後は鞍上が手綱を緩めながら1馬身3/4差の勝利を収めた。

　J.サイズ厩舎のヘリオスエクスプレスはトロナード産駒。これで7戦5勝とした。香港ジョッキークラブの公式サイトによると、サイズ調教師は「スローペースのレースだったが、彼は適応できていた」と管理馬をたたえ、1800メートルに距離が伸びる香港クラシックカップに向かう予定を明かしたうえで「レースの状況は毎回劇的に変化するため（距離延長については）常に懸念がある。優秀な馬は異なるスタイルを克服して勝つ。彼もそうしなければならない」と語った。