現地10日、豪コーフィールド競馬場でG1オーストラリアンギニーの前哨戦にあたるG2オータムステークス（3歳、芝1400m）が行われ、M.ザーラ騎乗のスノーパトロールが接戦を制した。

　前半は中段に控えたスノーパトロールは、直線で先行勢の外からスパート。先に抜け出していた1番人気のサウスポートタイクーンを追い詰め、ゴール寸前で差し切って0.1馬身差の勝利を収めた。

　M.プライス＆M.ケント厩舎のスノーパトロールはニュージーランド生まれのコントリビューター産駒。デビュー勝ち後は2連敗と足踏みしていたが、重賞初挑戦で初制覇となった。

　豪競馬メディア『racing.com』によると陣営は3月2日の豪ギニーに直行する意向を示したほか、2000メートルのG1ローズヒルギニーも見据えていることを示唆している。