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トロピカルスコールが豪G1サラウンドSを逃げ切り、ブレイブスマッシュ産駒キモチは7着

2024年03月03日 10:33

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 現地2日、豪ランドウィック競馬場で行われた3歳牝馬によるG1サラウンドステークス(芝1400m)は、5番人気のトロピカルスコールが好発からハナを切り、背後から追撃する7番人気ステフィマグネティカとの接戦を0.12馬身差で制した。

 逃げるトロピカルスコールは直線で馬場の三分所に持ち出され、内から併せるように迫るステフィマグネティカを振り切った。中団でインキープのトゥッタラヴィタ(11番人気タイ)がさらに1.68馬身差の3着に続いた。

 1番人気のラーニングトゥフライは道中で2着馬と並走も馬群の外を回り4着、ブレイブスマッシュ産駒のキモチ(2番人気)は3着馬の外から馬群の中を突くも7着と、上位は内を通った馬で占められた。

 プライズドアイコン(父モアザンレディ)産駒のトロピカルスコールはG.ウォーターハウス&A.ボット調教師が管理。昨年9月にデビュー3戦目のG2ティーローズステークスで初黒星(3着)を喫するも次走のG1フライトステークスで巻き返し、その後はVRCオークスなど2000mを超える距離で連敗していた。今回は4カ月ぶりの実戦で2度目の重賞制覇としている。