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【ドバイWC】原優介騎手はウィルソンテソーロで海外初騎乗「結果で恩返ししたい」

2024年03月26日 11:40

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 世界の強豪が集うドバイワールドCデーが30日、メイダン競馬場で行われる。メインのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)ではウィルソンテソーロ(牡5、小手川)が5年目の原優介騎手(23=青木)と2戦ぶりのコンビを組み、人馬初の海外遠征に挑戦する。

 ウィルソンテソーロは昨年、地方交流重賞を3連勝して頭角を現した。チャンピオンズCでは初コンビの原騎手を背に、後方から末脚を伸ばし、逃げきったレモンポップに迫る2着と好走。続く東京大賞典では一転、逃げの手に出てウシュバテソーロに半馬身差の2着と健闘した。前走フェブラリーSでは8着に敗れたが、招待を受けドバイへの遠征を決めた。

 原騎手は昨年26勝を挙げ、21年の16勝を上回るキャリアハイをマーク。今年は7勝を挙げている(24日現在)。ウィルソンテソーロには競馬開催日の17日早朝に行われた国内最終追い切りに騎乗。「前までは上に抜けて走る感じでしたが、しっかりと前に進んでいる感じがあって具合は良さそうです。いい状態のままレースに行ってもらいたいです」と状態の良さを感じ取った。

 海外での騎乗は初めてで、騎乗依頼を受けてからパスポートを更新。昨年11月に結婚した妻、両親も現地に呼び寄せた。「依頼があって初めて成り立つ仕事ですし、ファンの方々や馬主さんをはじめ関係者の方々の目に留まる舞台に立つことは、今後を考えても本当に必要なことだと思います。そこで存在感をアピールして、大きな舞台を用意していただいた馬主さん、厩舎スタッフの方々に結果で恩返ししたいので、本当に勝ちたいなと思います」と力強く意気込んだ。

出典:日刊スポーツ