KYオークス路線のG2ファンタジーS、ソーピードアンナが3歳初戦で巻き返し
2024年04月03日 11:44
米G2ファンタジーステークス(3歳牝馬、ダート8.5ハロン)が現地3月30日にオークローンパーク競馬場で行われ、大外の10番枠から3番手で向正面に入った2番人気のソーピードアンナが最終コーナーの手前で先頭に立ち、背後から追撃する3番人気ウエストオマハを4馬身突き放して圧勝した。
さらに3馬身1/4差の3着争いを後方から追い上げた9番人気タピットジェナーリが制し、ステークス3連勝で1番人気のマイメインスクイーズは道中最後方のまま見せ場なく8着に敗れた。
ソーピードアンナはファストアンナ(父メダグリアドーロ)産駒でK.マクピーク調教師が管理。昨年10月末のデビューから2連勝し、3戦目の前走は11月25日のG2ゴールデンロッドステークス(2着)で初黒星を喫していた。
ファンタジーSの優勝馬は、コロナ禍で5月開催となった2020年のスイススカイダイバーが、9月のケンタッキーオークスでは2着に敗れるも、続くプリークネスステークスで牡馬を破るなど活躍。同年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬を受賞している。