米ケンタッキーダービー路線の有力馬と見られていたティンバーレイクが、同レースを回避することが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　B.コックス厩舎のティンバーレイクは2歳時にダート8ハロンのG1シャンペンステークスを圧勝。2月には3歳初戦のG2レベルステークス（ダート8.5ハロン）も勝ち、KYダービーの前売りで上位人気に推されていた。

　しかし3月30日のG1アーカンソーダービー（ダート9ハロン）では逃げたものの失速して4着。この結果を受け、コックス調教師は「週末の成績を踏まえると、ケンタッキーダービーに出るつもりはない」とコメント。「私たちは距離を縮めることを考えている」と語り、「10ハロン（KYダービー）を試さないことが、彼の最大の利益になると感じている」と今後の距離短縮を示唆した。