パンサラッサの豪州での種付け料発表、多様性に期待する声も
2024年04月19日 12:29
2023年のサウジカップを制すなどの活躍を見せて引退し、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも供用されるパンサラッサの現地での種付け料が1万6500豪ドル(約160万円)と発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。
パンサラッサはロードカナロア産駒の7歳馬。日本国内ではG1勝ちに届かなかったが、海外では22年に芝のドバイターフ、23年にはダートのサウジカップを制し、通算27戦7勝の成績を残した。
今年からはアロースタッドで種牡馬入りし、オーストラリアではユーロンスタッドで繋養の予定。ユーロンのゼネラルマネージャーであるV.コックス氏は「古馬として芝とダートの両方で国際G1を制した実績は、間違いなく産駒たちが壮健さと多様性を受け継ぐことを示している」と語り、さらにオーストラリアの主流と一線を画す血統にも期待を寄せている。