現地15日、英ヨーク競馬場で英オークス前哨戦のG3ミュージドラステークス（3歳牝馬、芝10.5ハロン）が行われ、O.マーフィー騎乗の伏兵シークレットサタイアが快勝した。

　シークレットサタイアは序盤に行きたがるそぶりを見せたが、マーフィー騎手がなんとか折り合いをつけて内の3番手をキープ。直線で追い出すと早めに先頭に立って後続の追撃をしのぎ、最後は2着のフランコフォンに2馬身差をつけてゴールした。

　A.ボールディング厩舎のシークレットサタイアはアドヴァータイズ産駒。2歳時にオールウェザーで勝ち上がり、4月の今年初戦は条件戦で3着だったものの、重賞初挑戦で初勝利を手にしてクラシック戦線に浮上してきた。

　近年のミュージドラS勝ち馬は英オークスでの好走が続いており、2021年のディープインパクト産駒スノーフォールと23年のソウルシスターは英オークスも連勝。22年のエミリーアップジョンも2着に入っている。