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​オーギュストロダン完敗、タタソールズGCでホワイトバーチの雪辱許す

2024年05月27日 13:30

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 現地26日、愛カラ競馬場でG1タタソールズゴールドカップ(芝10.5ハロン)が行われ、断然の1番人気に推されていたディープインパクト産駒オーギュストロダンが昨年のクラシックでは寄せ付けなかったホワイトバーチに完敗した。

 3月末のG1ドバイシーマクラシック12着からの復権がかかっていたオーギュストロダンは中段の5番手に控え、内のホワイトバーチとほぼ並ぶ展開に。第3コーナーでライバルの前に出ると直線では先行勢の外から残り2ハロン付近でスパート。いったんは先頭に立ったものの、さらに外から伸びたホワイトバーチに残り1ハロンで差されて3馬身差の2着に終わった。3着はさらに8馬身差でクリプトフォースだった。

 J.マーフィー厩舎のホワイトバーチはユリシーズ産駒の4歳馬。昨年は英ダービー3着、愛ダービー8着とオーギュストロダンに連敗したが、今年は4月の愛G3アレッジドステークス、今月6日の愛G2ムーアズブリッジステークスを連勝しており、今回はライバルに雪辱しての3連勝でG1初勝利を手にした。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、オーギュストロダンを管理するA.オブライエン調教師は「よく走ったと思う。(稍重の)馬場が彼に不向きで、丘を下るときにスピードが乱れてリズムを取り戻すのに時間がかかっていた」とレースを振り返り、「次はプリンスオブウェールズステークスを考えていたが、みんながどうしたいか様子を見てみよう」と続けていた。