NEWS

ニュース

ニュース/コラム

豪G1クイーンズランドダービー、ウォーモンガーが直線独走の大差勝ち

2024年06月02日 10:54

  • 友だち追加数

 豪G1クイーンズランドダービー(3歳、芝2400m)が現地1日にイーグルファーム競馬場で行われ、B.シン騎乗の3番人気ウォーモンガーが大逃げの先頭から離れた集団の前方につけると、積極的に追い掛けて直線独走の10.4馬身差を開き圧勝した。

 大外の18番枠から出たウォーモンガーは1周目のゴール板前を中団より後ろで通過するも、スルスルと進出して向正面では集団の前方に取りつく。残り800m付近では大逃げの先頭から10馬身ほど離れていたが、これを捕まえに動くと他の先行勢は後退をはじめて抜け出す形に。直線入口で逃げ馬を並ぶ間もなくかわして先頭に立ち、そのまま独走してゴールを駆け抜けた。

 17番手で中間点を通過した9番人気のムーンライトマジックが2着に追い込み、さらに2.77馬身差の3着には集団の中ほどから13番人気のフェリックスザスキャットが入線。1番人気のオータムエンジェルは9着に敗れた。

 ウォーモンガーはM.プライス&M.ケントJr.調教師が管理するウォーディクリー(父ウォーフロント)産駒のセン馬で今回が重賞初制覇。昨年9月にデビューすると2戦目からリステッドなど2連勝し、前走はサウスオーストラリアンダービーで2着に善戦していた。これで通算9戦3勝(2着2回)としている。