英ダービーを制したシティオブトロイが、現地4日に発表された英G1エクリプスステークス（7月6日、芝10ハロン）の最新エントリー一覧に名を連ねていることが分かった。

　A.オブライエン厩舎のシティオブトロイはジャスティファイ産駒。その血統から米G1ブリーダーズカップクラシック参戦も取りざたされるなど、今後のローテーションに注目が集まっている。なお英ダービー馬がエクリプスSを勝てば、2015年のゴールデンホーン以来となる。

　大手ブックメーカー『パディパワー』では、古馬との初対戦となるにもかかわらずシティオブトロイを4倍の1番人気に設定。4.5倍の2番人気は5月の英G2ハクスリーステークスを勝つなど重賞2連勝中の4歳馬パッセンジャー、5倍の3番人気は5月末に英G1コロネーションカップを制した5歳馬ルクセンブルクと続いた。

　昨年の英愛ダービーなどを制したものの今年は2戦して未勝利のディープインパクト産駒オーギュストロダンは8倍の4番人気で、そのオーギュストロダンを前走の愛G1タタソールズゴールドカップで2着に下したホワイトバーチと並んでいる。