現地8日、米サラトガ競馬場でG1ウッディースティーブンスステークス（3歳、ダート7ハロン）が行われ、2月のG3サウジダービーでフォーエバーヤングの2着だったブックンダンノが勝利した。

　レースは人気薄の2頭が飛ばし、ブックンダンノを含めた4頭の先行勢と、さらに離れた後方勢に分かれる縦長の展開に。ブックンダンノは楽な手応えでコーナーから上がっていくと、直線入り口では早くも先頭に立つ。

　そこへ後方待機から追い込んできたプリンスオブモナコが迫ったが、ブックンダンノは半馬身差でこれを退けた。3着はさらに1馬身1/4差でヌテラフェラだった。

　D.ライアン厩舎のブックンダンノはストームキャット系ブッケロの産駒。2月のG3サウジダービーでは後にケンタッキーダービーで3着と好走した日本馬フォーエバーヤングとアタマ差の接戦を繰り広げており、今回はその遠征以来の実戦で重賞初勝利を手にした。