現地8日、米サラトガ競馬場でG1ジャイプールステークス（芝5.5ハロン）が行われ、I.オルティスJr.騎乗のコグバーンが1番人気に応えて快勝した。

　好スタートを切ったコグバーンはそのままハナに立ってレースをけん引。直線に入っても楽な手応えのまま差を広げ、追い出してからは後続を寄せ付けずに逃げ切り勝ちを収めた。

　米レーシングサイト『Equibase』によると、勝ちタイムの59秒80は芝とダートを問わず5.5ハロンの北米レコードタイムを更新する新記録だという。なお勝ち馬から3馬身半差の2着争いは、アルザックがスターオブミステリーにクビ差で先着した。

　S.アスムッセン厩舎のコグバーンはノットディスタイム産駒の5歳馬。5月のG2ツインスパイアーズターフスプリントステークスからの連勝でG1初制覇を達成した。