【ベルモントS】元大リーガーのワース氏「二塁打を打ったとき、一塁走者を応援する感じ」
2024年06月10日 13:25
<ベルモントS>◇8日=サラトガ(米国)◇G1◇ダート2000メートル◇出走10頭
元メジャーリーガーで、フィラデルフィア・フィリーズでワールドシリーズ制覇、オールスター出場も果たしているジェイソン・ワース氏(45)は共有する愛馬ドーノック(牡3、D・ガーガン、父グッドマジック)の勝利に喜びを爆発させた。
スタンドでレースを見守り、金髪のロングヘアーをなびかせながら絶叫。ゴールの瞬間は周囲の仲間と抱き合って喜んだ。表彰式ではサングラスをかけて、トロフィーを高々と掲げ、オーナーとしてインタビューを受けると、「競馬は世界で最も過小評価されているスポーツです。競馬における最高の勝利です。スポーツにおける最高の勝利です」と胸を張った。
ブラッドホース電子版はワース氏が競走馬オーナーと野球選手の経験を比較した言葉を紹介。ワース氏は「(自分の馬を応援するのは)塁上に選手がいて、誰かが二塁打を打ったとき、得点(本塁に生還)しようとしている自分のチームの一塁走者を応援する、それに似ている。ただ、10秒とか、4秒とかではなく、それが2分、という感じです」と表現している。