英ロイヤルアスコット開催4日目（21日）の追加登録が現地15日に締め切られ、3歳G1のコロネーションステークス（牝馬限定、芝8ハロン）とコモンウェルスカップ（芝6ハロン）に大きな動きがあった。

　コロネーションSには追加登録がなかった一方、前売り1番人気に推されていた愛1000ギニー馬フォールンエンジェルが回避。同馬を管理するK.バーク調教師はフォールンエンジェルが調教中に負傷したと説明し、現時点で全治なども不明としている。

　これにより、コロネーションSの前売り市場では愛1000ギニーで3着のオペラシンガーが1番人気に浮上。英1000ギニー馬エルマルカが続く格好となっている。

　また、コモンウェルスCには前哨戦のサンディレーンステークスを圧勝したイニシェリンと2着のオルネが追加登録。サンディレーンSで初黒星を喫したヴァンディークは、両馬と再び相まみえることとなった。

　この他、4日目のアンダーカードでは3歳G2のキングエドワード7世ステークスにJ＆T.ゴスデン調教師が管理するデビュー2連勝中のセオリーオブタイズ、A.ボールディング調教師が管理し、前走の伊ダービーで2着のロイヤルスプレマシーが追加登録した。