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BCクラシック制覇へ…シティオブトロイの詳細ステップをオブライエン師明かす/有力馬情報

2024年06月17日 14:20

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 英ダービー馬シティオブトロイ(牡3、A・オブライエン、父ジャスティファイ)について、管理するアイルランドのエイダン・オブライエン調教師(54)があらためて、ダートの最高峰、BCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月2日=デルマー)制覇へ向けた意欲と、そのステップレースの詳細なプランを語っている。

 オブライエン師は16日、英国のテレビ番組「ラックオンサンデー」のインタビューで同馬の今後について、「最終的にBCクラシックを念頭に置いて、2000メートルのサンダウン(エクリプスS)にいきます。その後はアイリッシュチャンピオンSか、ジャドモント(英インターナショナルS)に行って、それからクラシック(BCクラシック)に行くでしょう」と語った。

 2400メートルの愛ダービーには向かわず、年長馬相手のエクリプスS(G1、芝1990メートル、7月6日=サンダウン)に出走し、そこから英インターナショナルS(G1、芝2050メートル、8月21日=ヨーク)か、愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、9月14日=レパーズタウン)を走って、大目標のBCクラシックに挑む計画だ。

 当初は、トラヴァーズS(G1、ダート2000メートル、8月24日=サラトガ)で米国のダートを試す案もあったが、同じクールモアグループが所有する米国調教馬シエラレオーネ(ケンタッキーダービー2着、ベルモントS3着)が出走を予定しているため、見送られた模様。欧州の芝のレースを使いながら、サウスウェル競馬場(英国)のオールウエザーコースで調教を行い、最終的にダート戦の準備をしていく可能性も示唆している。

出典:日刊スポーツ